- 百年商品が一つ。
- 丁度、創業してから100年を達成したとする。
- 最新年度の売り上げは、百年商品が10%を占める。
- この条件で、老舗指数をsr=100.とします。
- 創業してから200年経過していた場合は、(200年÷100年)の平方根を、100.00に乗ずる。長期の伝承は大変だからその時間距離に応じて増えるようにする。ただし、立ち上げ時の苦労は緩和されるので平方根を利用する。(根拠は一切ありません)
→sr=141. - 百年商品が2つであった場合(売り上げ比率は計10%で変化無しの場合)は、商品力が弱いので、(2品÷1品)の平方根で除算する。
→sr=70. - 百年商品の売り上げ比率が20%を達成した場合は、より本物の定番商品として評価できるので、(20%÷10%)を100.に乗ずる。
→sr=200.
- 相対的老舗指数は、sr-r=50.~200.前後に落ち着くのではないだろうか。
- 絶対指数は、sr-a=1,000万前後になるでしょう。
- 値は大きい方が長期的安定的ビジネスということです。
この指数は既にお気づきのように、100年経過していなくても、その店の主力商品の価値を評価することに利用できます。勿論、主力商品でないものにも使えます。
老舗指数だと特別なものに見えてしまいますが、和菓子業界の特性に配慮した企業力を超簡単単純に測る方法と見ることが出来ます。「商品ブランド・パワー指数」とした方が分かりいいですね。全部合算すれば、店のブランド力そのものです。